外注化マイスターのユザカズです。
記事を外注化したいと思いながら・・・人を雇うって大変そう、と二の足を踏んでいる人はかなりいらっしゃることと思います。
そういう私も、自分自身が記事を書くのに精一杯なのに、人に依頼するなんて無理だと思っていました。
でも、思い切って実際に外注化してみて、大変さ以上にメリットが大きいと今はしみじみ感じています。
そんな私の実体験から感じた、記事を外注化するメリット&デメリットについてお伝えしたいと思います。
少しでも、外注化に踏み切るかどうか悩んでいるあなたの参考になれば幸いです。
記事を外注化するメリットとは?
記事を外注化するメリットには、どんな事があるでしょうか?
私自身が実際に外注化してみて感じたメリットは、以下になります。
記事を外注化するメリット
1:限られた自分の時間をより有効に使える
2:体力・エネルギーをより重要なことに注げる
3:自分よりも内容の濃い質の高い記事を書いてもらえる
4:1日1記事投稿(最大のSEO対策)が可能になる
5:記事を書かないといけないという気持ちの負担が軽減する
6:記事の量産や複数サイト作成が少ない労力で可能になる
それぞれのメリットについて、更に詳しく説明していきますね。
メリット1:限られた自分の時間をより有効に使える
私が記事を外注化して感じた1番のメリットは、
時間です。
時間は、1日24時間誰にでも平等に与えられていますが、あなたが記事作成に使うことが出来る時間は、実際にどのくらいあるでしょうか?
私の場合は、記事作成は副業として行なっていて、本業はフルタイムで働いていたので、平日夜の時間と土日祝日の休みに記事作成を行なっていました。
平日の夜は、1日5~8時間を記事作成に使っていたのですが、リサーチなどに時間がかかっていたのもあり書くペースが遅くて、頑張って1日1記事が普通で、2記事書けたら上出来という感じでした。
同じ時間で、もっと記事書けるよという人もいるかと思うのですけれど、たとえ頑張ってもっと書けたとしても、限られた時間内に書ける記事数には当然限界がありますよね。
どんなに頑張っても、自分の記事作成に使える時間は限られているわけですから、それ以上は書けないわけです。
でも、外注化することによって、本来自分が記事書きに当てていた時間を、5分の1~10分の1に減らすことが出来るのです。
実際に私自身も、リサーチ含めて外注さんにお渡しするテンプレートを1時間もしくは、内容によっては5分かからずに作ってお渡しするだけでよくなったので、平日に記事作成に割く時間が大幅に少なくなりました。
その分余った時間を、サイトをより充実させるための勉強にあてたり、スキルアップの為に読書したり、時には気分転換に映画を観たり、
疲れた時は思い切って休んだりする時間のゆとりを持つことが出来るようになりました。
メリット2:体力・エネルギーをより重要なことに注げる
私が記事を外注化して感じたメリットは、
体力・エネルギーをより重要なことに注げるようになったことです。
時間と同じように、実は私達人間一人一人の体力・エネルギーは無限ではなく、限界があります。
どんなに気合を入れても不眠不休で働くことは出来ませんし、気力も続きません。
私自身は、どちらかと言うと体力やエネルギーは人並みより劣るので、すぐ疲れてしまって休まないと続けられないです。
記事作成はずっと椅子に座ってパソコンに向かっていないといけないので、思った以上に疲れるのですよね。
同じ姿勢を続けていると、肩が凝ったり首が痛くなってしまいます。
また、集中して書かないといけないので、エネルギーも使います。
以外と体力やエネルギーが必要なのですよね。
平日フルタイムで本業の仕事をして、夜は記事作成を休みなく行なっていたので、頑張りすぎて体力やエネルギーが枯渇して一時期は燃え尽きてしまい、記事が1ヶ月以上書けないこともありました。
そんな私が外注化することによって、体力やエネルギーにゆとりが出来たので、記事作成以外のリサーチやライバルチェック、サイトのユーザビリティをアップする工夫(検索者にとって見やすい分かりやすい満足度の高いサイトにすること)など、アクセスに直結する重要なことに注げるようになりました。
また、疲れきった体や頭でいろいろ考えたり勉強しても、効率がもの凄く悪いのですよね。
体力やエネルギーにゆとりが出来たので、思考停止でただ作業していた状態から、しっかりと思考を働かせて分析したり、改善したりする余裕を持てるようになり、記事の質もアップしました。
メリット3:自分よりも内容の濃い質の高い記事を書いてもらえる
実は、現在私が記事を書いていただいている外注さんは、皆さん私より文章執筆能力が高いです。
自分が思うよりも文章能力が低く、表現力や語彙力も乏しいな・・・と、納品いただいた記事をみてつくづく感じます。
私が長時間かかって四苦八苦して書いていた記事よりも、多分遥かに効率よく書きながら、私より質の高い記事を書いてくださっています。
人それぞれ得意なことってあると思うのですけれど、得意な人に得意なことを頼めるのが外注化のいいところなのですよね。
といっても、はじめから質の高い記事を書けていた訳ではないのですが・・・
記事を書いて収入を得ようという時点で、ある程度のポテンシャルを秘めていたと思われます。
なので、上手に外注さんそれぞれの潜在能力を活かすことができれば、たとえ記事書き素人の外注さんでも、質の高い記事を短期間で書いていただけるようになると私は感じました。
それに自分の好きなことに関する分野や得意な分野の知識は誰でもかなり詳しいので、より内容の濃い記事を書いていただけますし、体験談も含めていただくことによってオリジナリティの高い記事になりますから、Googleからの評価もあがってメリットいっぱいです。
メリット4:1日1記事投稿(最大のSEO対策)が可能になる
記事のアクセスアップにSEO対策は欠かせません。
その最大のSEO対策になるのが・・・
地味で地道なことながら「1日1記事投稿する」ことです。
毎日投稿することができれば、これはいわば皆勤賞のようなものなので、Googleさんからの信頼を高めることに繋がります。
当然評価もあがり、アクセスにも響いてきます。
勿論、価値のない内容の薄い記事を毎日アップしていてはダメですが・・・外注さんの書いた内容の濃い質の高い記事を、毎日アップすることが出来るのでかなり違ってきます。
自分だけで書こうと思って1年近く頑張ったのですが・・・1日1記事を欠かさず投稿するのは、1記事書くのに5時間以上かかっていた私にはかなりの負担でした。
途中燃え尽きて全く書けなくなったりして、気持ちは焦リながらも気力がついていかなくて、精神的にも辛かったのですが、外注化するようになり、1日1記事投稿が安定して出来るようになりました。
今では、仕事から帰ってくると外注さんから記事が納品されているので、それをチェックして必要なら修正して(今では殆ど必要なくなってます。)サイトにアップするだけなのもあり、1日1記事投稿は習慣になっています。
あの苦しい日々は何だったのか・・・もっと早く外注化すればよかったと感じるくらいです。
もしあなたが、1日1記事投稿が出来なくて、精神的にも体力的にも辛い状態なら、外注化のメリットはかなり大きいはずです。
メリット5:記事を書かないといけないという気持ちの負担が軽減する
サイトのアクセスをアップさせるには、とにかく記事を書かないことには始まりません。
毎日毎日、記事を書いてはアップするという作業の繰り返し、それを本業を持ちながらプラスして副業で続けていくのは、かなりの負担になります。
本職でどんなに疲れていても、記事を書かないといけないと頑張るのですが、気持ちだけで長期間記事を書き続けることは出来ません。
私自身、記事を書かないといけないのに書けない時も多く、精神的にかなり負担になっていました。
でも、外注化して記事を書いていただくようになってから・・・全く自分で書かないで良くなったわけではないのですが、毎日無理して記事を書かなくてよくなり、もの凄く気持ちが楽になりました。
自分が書きたいことを好きなように書いても、有名人でもなければ何か秀でた能力があるわけでもない、素人に毛が生えた程度の私が書いた記事にアクセスが集まるほど甘くはなく・・・しっかりとネタ&キーワード選定やリサーチや、ライバルチェックをしなければいけないとなると、書きたくない日も当然出てきますよね。
それでも、毎日記事を書かないといけないというプレッシャーだけは、ずっしりと肩にのしかかってくるという状況。
精神的にかなりキツかったです。
なので私的には、外注さんから定期的に安定して納品されるようになって、気持ちの負担が軽減どころか激減したと感じています。
メリット6:記事の量産や複数サイト作成が少ない労力で可能になる
自分が記事を苦労して書いていた時には、無理だと思っていたのですけれど、外注さんとのやり取りも慣れてきて、期待以上の記事を書いていただけるようになって、記事の量産や複数サイトを作成して運営していくことも出来るようになりました。
1日1記事は最低限の基準ではあるのですが・・・
可能なら2記事、3記事と投稿したほうがアクセスアップが見込めるのですよね。
また、自分ひとりではとても複数のサイトを同時進行で、記事をアップすることは出来なかったのですが、今はこれはイケる!と思うテーマがあったら、そのテーマに関する特化サイトを作れるまでに変わってきました。
慣れてくると、同時進行で複数の外注さんとのやり取りもそれほど大変ではなくなるので、記事の量産や複数サイト運営も少ない労力で可能です。
記事を外注化するデメリットとは?
記事を外注化するメリットがあれば、当然デメリットもあります。
私自身が感じた外注化のデメリットは、以下になります。
記事を外注化するデメリット
1:外注費がかかる
2:外注さんとのやり取りが大変で面倒である
3:自分や外注さんが育つのには時間がかかる
4:質の低い記事やコピペ記事が納品される可能性がある
5:外注さんが辞める可能性が常にある
6:外注さんと価値観が合わないとストレスになる
7:一度契約した外注さんに辞めてほしいとは言いにくい
何だかんだと結構ありますね・・・。
ひとつひとつ説明していきますね。
デメリット1:外注費がかかる
記事を外注化するのを阻む1番の障壁といったら・・・
外注費がかかるということかと思います。
1記事ごとに当然のごとく、記事の代金が発生します。
記事の単価によって高低差がありますけれど・・・私が契約している外注サービスでは、1記事250円なら10記事で2500円プラス消費税がかかります。
1記事300円なら10記事で3000円プラス消費税、
1記事400円なら10記事で4000円プラス消費税です。
1記事250円で30記事だと、7500円プラス消費税、
100記事だと25000円プラス消費税がかかります。
単価が上がれば、それだけトータルでかかる外注費も上がります。
全部自分が記事を書けば、サイト収益はまるまる自分の報酬になるところですが、記事を外注するとその分報酬は減ってしまいます。
そう思うと、自分で頑張れるなら頑張ろうと思う人も多いかもしれません。
デメリット2:外注さんとのやり取りが大変で面倒である
記事を外注化するということは、外注さんとのやり取りが当然発生します。
人に記事を書いていただくには、それなりのやり取りや、こちらの意図や希望、また記事書きの手順やコツなども伝える必要があります。
そういうのが大変だ、面倒くさいと感じる人もいると思います。
私自身も、今でこそ外注さんとのちょっとしたやり取りも楽しめるようになったのですが・・・最初はどう伝えたら伝わるのかと凄く悩みました。
また、新しい外注さんを募集して対応するごとに、同じようなやり取りを毎回しないといけなくて、面倒だなと感じることもありました。
1人2人の方とのやり取りならそこまで大変だとは感じなくても、5人以上に増えると管理が大変になります。
自分でコツコツ記事を書いていくほうがよっぽど楽だと感じる時期も、正直あったほどです。
なので、やり取りが大変で面倒と感じる人の気持ちも分かります。
中には、何度も訂正しないといけないと伝わらない人もいて、人に伝えるのって難しいなと慣れてきた今でも感じます。
デメリット3:自分や外注さんが育つのには時間がかかる
今でこそ、自分が書いてほしいテーマや内容で、私の期待以上の記事を外注さんに書いていただけるようになったのですけれど・・・
そこに至るまで私自身いろいろありました。
途中までは、私自身も人に記事を書いてもらうという点で、どのようにしたら思うように書いてもらえるのかということが分からず、試行錯誤どころか迷走?していた時期もありました。
人に記事指導をする上で自分も育つのに時間が必要だったのと、記事書き初心者の方とのやり取りが多かったので・・・最初の頃に納品いただいた記事は、大幅な修正が必要なことも少なくありませんでした。
中には・・・修正する時間が取れずに時期が過ぎてしまって、ボツにした記事もありました。
なので、自分も成長に時間がかかりましたし、外注さんも育つのにもある程度時間が必要です。
勿論、経験のある外注さんでしたら、何回かのやり取りで期待する記事を納品いただくことも可能なのですけれど、条件や単価との兼ね合いや、募集しても基本的には初心者の方の応募のほうが多い傾向にあります。
初めから全てスムーズにはいかないので、慣れるまではどうしても時間や数をこなす必要があるのかな?と感じました。
デメリット4:質の低い記事やコピペ記事が納品される可能性がある
今は少数精鋭の外注さんばかりになり、質の高いオリジナルな記事を書いていただけるようになりましたけれど、応募して採用した外注さんの1割位は、修正がかなり必要だったり、ひどい人だとコピペ記事を納品されるということがありました。
マニュアルでもコピペは厳重に禁止しているのですけれど、1見出しほぼコピペして納品した外注さんも現実にいました。
なので、毎回のコピペチェックは欠かせません。
また、質の低い記事については、日本語としておかしい、また誤字脱字が物凄く多くて、見直ししていただいてもあまり変わらず、修正するほうが大変な記事を納品する外注さんもいました。
流石に、日本語から教育することは私の仕事ではないですし、校正に多くの時間を取られるのも大変だと感じました。
デメリット5:外注さんが辞める可能性が常にある
基本的に、一度契約した外注さんとは長期のおつきあいをしたいと思っているのですが、契約当初と1ヶ月後、3ヶ月後、半年後では状況が変わることがあります。
多くの外注さんは本業とは別に副業として記事書きをしている方なので、本業の仕事が急に忙しくなって記事書きの時間が取れなくなったり、家族の必要がでてきたり、就職活動の必要がでてきたり、体調に問題がおこってきたりなどなど、様々な理由で契約終了になったりします。
また、外注さんも生活がかかっているので、より単価の高い割のいい仕事の方を優先されるということもあります。
どちらかと言えば、半年以上の長期間安定して記事をおまかせできる外注さんというのは、稀だと思っていたほうがいいくらいです。
安心して記事をおまかせできるようになったと思ったら・・・「続けるのが難しいので契約終了にさせてください。」と言われて、がっかりということも何度もあります。
いろいろな事情がありますから、辞めるのは仕方ないと思うのですけど、突然言われることもあるので、常に辞める可能性があると心得ていたほうがいいです。
特に期待していた方が辞めてしまう時には、残念な気持ちととても寂しい気持ちになります。
デメリット6:外注さんと価値観が合わないとストレスになる
仕事で1番のストレスは、人間関係だとよく言われます。
外注化でも、やはり外注さんとの人間関係でストレスを感じることもあります。
コピペを平気で出来る方とは、やはりいろいろな意味で価値観が合わず・・・一時期かなりストレスを感じました。
そういう方はよっぽど少ないのですけれど、どうしても10人に1人とか、30人に1人とかいるみたいで、同じように外注化した方で悩んでいる人がいました。
また、仕事で行っているにもかかわらず、こちらから連絡しても返事がいつくるのか分からない人や、ちょくちょく音信不通になる人もいました。
不誠実な人や、ルーズないい加減な人だと信頼を持つのが難しく、安心しておまかせ出来ないのでかなりストレスを感じます。
デメリットその7:一度契約した外注さんに辞めてほしいとは言いにくい
一度契約してしまうと、辞めてほしいとは言いにくいのが人情というもの。
コピペの疑いのあった外注さんも、修正をお願いしたりして、改善してくれたらと思い何度か伝えました。
やはり、辞めてほしいとはなかなか言えないものなのです。
また、サイト収益が思うようにアップしない場合には、外注費が負担になりますので、どうしても複数人いたら何人かは契約終了を伝えないといけない場合も出てくると思います。
それまでに信頼関係を築いてきた方に契約終了と伝えるのは、仕方ないとはいえ物凄く言いにくいです。
私自身も、新たな試みで記事作成以外の仕事をお願いする為に外注さんを募集しながらも・・・実際に仕事をしていただいた結果、結局自分でやったほうがいいという結論になり、本当に申し訳なかったのですけれど、契約終了させていただいたことがあります。
ボランティアで記事を書いていただいているわけではなく、あくまでもビジネスですからそこは割り切らないといけないのですけれど、やはりこちらの事情、相手の事情などで仕方ない場合でも寂しいと感じます。
記事を外注化するメリット&デメリットまとめ
記事を外注化している私の実体験から感じたメリット、デメリットについてお伝えしたのですけれど、いかがだったでしょうか?
メリットよりもデメリットのほうが大きいと感じたでしょうか?
どうしようか迷っているあなたの参考になれば嬉しいです。
私自身改めて書いてみて・・・いろいろあるものだなと感じています。
とはいえ、実はデメリットであげた内容は、やり方次第ではデメリットでなくなるのですよね。
外注化を続けていく上では避けられないことなので、どうしたらいいのかを試行錯誤したり、工夫したりしてきたのもあり、今の私にとってはメリットのほうがずっと大きくなっています。
デメリットをメリットに変えてしまう方法などについても、別の機会にお伝えできればと思っています。
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