パソコン作業を仕事にしている人の職業病の中に、腱鞘炎や手根管症候群という手の病気があります。
私自身は、パソコン作業が原因で手を痛めたわけではないのですけれど、転職した職場での慣れない作業で手を痛め、特に右手の痛みと痺れがひどく出てしまい、タイピング作業が出来ない時がありました。
整形外科のクリニックに通って、処方された漢方薬やビタミン薬を服用して少しは楽になったのですけれど、結局は仕事を続けるのが難しくなり、退職に至るほどひどくなってしまいました。
仕事をしている時には、月に2回、退職後は月に1回ほどマッサージにも通っていましたけれど、やはり仕事しながらだと焼け石に水みたいな感じで、根本的な解決にはならなかったのですよね。
仕事でだましだまし無理して使っていたので、手の痺れや痛みが気にならなくなったと感じたのは、退職してから半年くらいかかってしまいました。
仕事をしている時や退職後にいろいろ試してみて、痺れや痛みが軽くなったと感じた運動など、自分自身の記録の為に書いています。
今現在も長時間タイピング作業をするとどうしても手がこわばってきてしまうので、継続している運動もあり、それもお伝えしていきますね。
※ 痛みが強い時は、かえって悪化する可能性もありますので、出来るだけ手を使わないように安静になさってください。
また、病院に通院されている方は、主治医の先生に相談なさってくださいね。
私の右手の痺れや痛みに役に立ったこと(ラジオ体操第一・第二・第三)
私がいろいろ試してみて、右手の腱鞘炎や痺れが楽になったなと感じた運動?準備体操になるのかな?は、ラジオ体操!
ラジオ体操は、日本人なら誰でも出来るものですよね。
ラジオ体操の音楽が流れると自然と体が動いてしまうって、よく考えるとすごいことかも?!
全身運動として、本当によく考えられてますよね。
私の場合、ラジオ体操の第一、第二、第三を毎朝の習慣にして行いました。
参考にしたのはこちらの動画。
いろんな方が、動画をアップされているのですけれど、毎日行うものなので動画を再生したら即体操できて、余計な解説がないシンプルなものに自然と落ち着きました。
聴きなれた音楽と、解説だけというのも気に入っています。
他にもYouTubeで検索すれば、たくさんラジオ体操動画はありますので、自分が気に入る動画を見つけてお気に入り登録されるといいかもしれませんね。
ラジオ体操のいいところは、体操の負荷を自分で調整できるところ。
痛みが強い時はゆるく、無理のない範囲で曲げたり伸ばしたりして、痛みが緩和してきたら手先や足先を限界まで曲げたり伸ばすことによって最大限のストレッチ効果を得ることが出来ます。
たかがラジオ体操、されどラジオ体操。
真剣にラジオ体操を行うとじんわりと汗ばんでくるので、侮れません!
時々、やりたくない時もあるので、ゆるくやったりやらなかったりはあるのですけれど・・・数日朝ラジオ体操をしないと体がカチコチになってくるのを感じて、した時としない時の違いが如実に分かるので、三日坊主の私も続いているのですよね。
※ 2階以上の部屋で行う場合には、飛ぶ動作の時に振動があるので、飛ぶのは控えて動くのをお勧めします。←結構、下の階にひびくみたいです。
私の右手の痺れや痛みに役に立ったこと(ブラブラ体操)
ラジオ体操の他に、手根管症候群の痺れを緩和するのに助けになったのは、こちらの動画。
まっすぐに立った姿勢から、肩を傾けて手をブラブラさせる体操。
自分でも知らないうちに体に力が入っているのですよね。
ブラブラ体操のいいところは、時と場所を選ばないところ。
仕事中も手の痛みが強くなってきたと感じたら、このブラブラ体操をして肩から手先までの緊張をほぐして作業していました。
私の右手の痺れや痛みに役に立ったこと(バターナイフさすり)
バターナイフを使ってのマッサージは、私にはですけれど、手の痛みや痺れの緩和にかなり即効性があるように感じました。
腱鞘炎で参考にしたのは、こちらの動画。
手根管症候群で参考にしたのは、こちらの動画。
バターナイフは、専用のものは手に入らなかったので、いろいろ試した中で、100円均一の丸みのあるタイプのものが引っ掛かりがなく、使い勝手がいいと感じています。
あと、滑りをよくするのにマッサージクリームを塗るのですけれど、私はヴァセリンの大容量を小さめのケースに入れて使用していてコスパは抜群です。
マッサージクリームは、自分が気に入ったものが一番。
こちらは今でも朝晩出来るだけ行うようにしています。
私の右手の痺れや痛みに役に立ったこと(脇ほぐし・脇さすり)
手のマッサージにプラスして、脇をほぐすことも痛みの緩和には役立ったように感じます。
脇を背中側から胸に向かってさすると、痛くありませんか?
はじめに触ると痛みを感じるのですけれど、さすっていくうちに軽くなっていくのですよね。
気が向いた時に、脇をほぐしたり、脇をさすったりしています。
優しくさするだけで十分なので、力を入れてほぐしたりさすったりはしないでくださいね。
私の右手の痺れや痛みに役に立ったこと運動まとめ
一度痛めてしまうと、それ以前の状態に戻るのにはそれなりの時間がかかってしまうので、出来ればひどくならないうちに休めたり、作業量を減らすの一番なんですよね。
私も結果的に仕事を辞めることになってしまいましたけれど、もっと早く辞めればよかったと今は思っています。
また、パソコン作業はどうしても長時間座っての作業になるので、こまめに休憩して体をほぐしたり、運動不足にならないように毎日軽い運動やストレッチを習慣として行って予防していくって大切だなと今さらながらしみじみ感じたり。
私も、現在も気に入ったストレッチを朝晩のルーティンとして行っています。
パソコン作業時には猫背になりやすいので、こちらのストレートネックを改善する動画は毎朝していて、なかなかいい感じかも。
YouTubeでいろいろなストレッチ動画がありますから、試してみて体が楽になるものがあったらお気に入り登録して、毎日の習慣にしてみるといいかもしれませんね。
私自身が腱鞘炎と手根管症候群で整形外科の病院に通院中に行ったり、現在継続している運動やストレッチ、もし少しでも参考になるものがありましたら幸いです。